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- そうならないためには(予防歯科)
患者さんの“協力”が
必要です
精度の高い治療により、適合性に優れた被せ物(クラウン)を入れても、元の歯との段差が生じます。
もちろん、可能な限り段差がないように作製しますが、ゼロにはならず、そこに汚れが溜まるリスクはあります。
そのため、毎日のブラッシングにより、汚れが溜まらないようにしていただく必要があります。
ただし、「磨いてください」と言うだけでは患者さんも継続できません。
どうして日々のケアが重要なのか?そのことをきちんとご説明し、理解していただかないといけません。
患者さんへの説明と理解を大切に
「ここに汚れが溜まると、虫歯になるかもしれません」
「この歯には被せ物が入っていて、段差があるので、特に注意して磨く必要があります」
「この歯は神経を取っているので、虫歯が進行しても気づきにくいし、気づいた時には重度の虫歯になっているかもしれないので、注意してください」
というように、何に注意しなければいけないのか?どうして丁寧なケアが必要なのか?そして、ケアを怠るとどうなるのか?
時間をかけて丁寧にお伝えして、患者さんの理解に繋げるようにしています。
もちろん、「こうして歯ブラシを当てたら、きれいに磨けますよ」と指導・アドバイスも行います。
姫路・広畑駅にあるやまもと歯科医院では、患者さんへの説明と理解を大切にして、お口の病気予防をサポートいたします。
“磨いている”ではなく“磨けている”が大事
毎日、ブラッシングしていても、きちんと“磨けている”人はどのくらいいるのでしょうか?
あくまで当院の印象ですが、当院に初診で来られる患者様のうち、歯面の汚れの付着量が10%を切る方は、年間で一人いるかどうかです。
「毎日、しっかり歯を磨いています」という方でも、調べてみると歯面の汚れの付着量は60~70%という方がほとんどです。
つまり、“磨いている”つもりでも、実際は磨けていない方がほとんどなのです。
定期検診で正しい磨き方を指導・アドバイス
お口の中を健康な状態に維持するためには、毎日のブラッシングが欠かせません。
それも、“磨いている”つもりではなく、きちんと“磨けている”ことが大事です。
当院では定期検診の際に、磨き残しが多い部分などを確認して、その方のお口に合った正しいブラッシング方法を指導・アドバイスいたします。
そして、ご自宅でのケアだけでは落とせない汚れを、専門的なクリーニングできれいに除去し、隅々まで清潔な状態とします。
汚れの付着だけでなく、「歯が欠けている」「噛み合わせが乱れている」などの問題もしっかりチェックいたしますので、是非、定期検診へお越しになりお口の健康維持に繋げてください。