治療精度に対する思い

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院長に聞く“精度”への
こだわり

精度の高い真の
自費診療を実施
いずれの工程においても
高いレベルを追求

院長が考える“精度の高い治療”とは?

院長が考える“精度の高い治療”とは?

治療の精度についてお話しする前に、まず“保険診療”と“自費診療”について説明させてください。

皆さんご存知かもしれませんが、保険診療にはたくさんの制限があって、言わば手足を縛られた状態で「まっすぐ歩け」と言われているようなものです。
これでは、本来満たすべき精度は望むべくもありません。
もちろん、保険の範囲内でベストを尽くしますが、前提条件として治療の精度を高めることは困難なのです。
なので、治療の精度を高めるとなった場合には、自費診療を検討せざるを得なくなります。

ただ、自費診療と言っても、“自費風の保険診療”であってはいけません。
被せ物(クラウン)を例に取ると、形成、印象、作製、装着という一連の工程の中で、常に自費診療レベルの治療を行い続けないと、真の自費診療とは言えません。
「使用している材料は自費のものだが、治療内容は保険と同じ」では駄目なのです。

治療を行うにあたって、いずれの工程においても高いレベル(自費レベル)を追求し続ける、それが“精度を高める”ことだと考えています。

保険診療では精度の高い治療は難しい、ということですね?

歯科における保険診療は「そこそこ噛めるように、治療しましょう」という制度です。
“そこそこ”という点がポイントで、「この材料を使わなければいけない」「トータルの費用はここまで」とたくさんの制限があり、精度の追求は難しいです。

ただ、保険診療だと費用が抑えられるので、多くの方が「だったら、そっちの方が良い」となるだけの話です。
もちろん、費用が抑えられるのは患者さんにとって大きなメリットでしょうが、“きちんと治す”ということについて、もう少しよく考えていただきたいとも思います。

“きちんと治す”ということについて、詳しく教えてください

“きちんと治す”ということについて、詳しく教えてください

“きちんと治す”というのは、“元々の歯に可能な限り近い状態へ戻す”ということです。
例えば、虫歯の治療で被せ物(クラウン)を入れる際、元の歯と被せ物(クラウン)の境目に段差があると、そこに汚れが溜まり、被せ物(クラウン)の中で二次カリエス(虫歯の再発)が発生してしまいます。
これが、被せ物(クラウン)が駄目になる一番の原因です。
段差が大きければ大きいほど、そのリスクは高くなります。
なので、可能な限り被せ物(クラウン)の縁を元の歯に沿わせて合わせなければいけません。
ですが、保険診療の場合、様々な制限があるため、どんなに頑張っても元の歯に沿わせて合わせるのが難しいのです。

精度を追求するだけでは不十分
患者さんに日々のケアの重要性を理解してもらって初めて
治療は成功へ向かう

治療を長持ちさせるためにも、精度は重要なのですね?

そうなのですが、「精度を追求しさえすれば、それで良い」というわけでもありません。
精度の高い治療を行って、元の歯によく合うものを入れるだけでは、不十分だと考えています。

何のために精度にこだわるかと言うと、できる限り元の歯と被せ物(クラウン)の段差を抑えて、そこに汚れが溜まらないようにするためです。
患者さんがブラッシングによって適切に管理をする為にも、精度の高い治療は不可欠です。
「できる限り元の歯に合う被せ物(クラウン)を入れました。これを良好な状態で維持するために、しっかり管理していきましょう」とお伝えし、日々のケアの重要性をご理解いただいて初めて、治療は成功へ向かいます。

患者さんの協力なしには“質の高い治療”は実現しない?

そうですね。
「精度の高い歯を入れました」というだけでは、私の自己満足になってしまいます。
どんなに適合性に優れた被せ物(クラウン)を入れても、患者さんによるケアがしっかり行われていないと、駄目になってしまいます。

質の高い治療の実現のために、患者さんへお伝えしたいことは?

質の高い治療の実現のために、患者さんへお伝えしたいことは?

歯科医師・スタッフと患者さんが“二人三脚”でないと、良好なお口の状態は目指せません。
歯科医師・スタッフだけが頑張っても、それは自転車のペダルを片足だけで漕いでいるようなもので、前には進めません。
両方が頑張るからこそ、治療の成功に向かって進んで行けるのです。

時間をかけて丁寧に毎日のブラッシングの大切さをお伝えいたしますので、是非、ご理解いただいて、一緒になって“質の高い治療”の実現を目指しましょう。

TEL

079-236-1708

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